例年どおり6月26日に沼津市日中友好協会定時総会が第4地区センターにて実施された。本年度は
総会の後、第2部として中国語合唱団に合流し、合唱曲の鑑賞体験をさせてもらった。
令和3年度の活動実績としては、長引くコロナ禍の影響で親睦行事はほとんど出来なかったが、身近な行事として「中国の歴史を訪ねて 孔子の生涯」をテーマとした講演会を実施した。
本年度としては日中国交正常化がちょうど9月で50周年の記念年なので、このタイミングで記念行事
「日中の未来を繋ぐ青少年写真展」
「李徳全(日中国交正常化貢献者)・松本亀次郎(中国人留学生の父)のシンポジウム」が予定されている。
(詳細は別途掲載予定)
令和4年4月17日(日)に開催された講演会の参加者の方の感想です。
--------------------------------------------------------------
沼津市日中友好協会のホームページでもご案内していましたが、4月17日に沼津労政会館で「中国の人から見た孔子の生涯について」(中国歴史を訪ねて)と題し、中国語講座の講師を担当されている陳浩先生が講演されましたので、内容についてご紹介します。
孔子は魯(今で言う山東省曲阜市)で生誕しましたが、先生は同じ山東省内の天津市出身ということもあり(?)、孔子含め中国史に非常に詳しい先生です。
孔子は紀元前の春秋時代に生まれ、74歳で没するまで、「仁」と「礼」について新たな思想を何千人の弟子たちに教え、中国各地で孔子廟などを設立するなど中国文化に対し多大な影響がありました。近年、文化大革命時に孔子の思想は一旦減衰しましたが、最近また見直されてきたようです。
また、これだけの大思想を考え出す方ですので、さぞかし生前中からいろいろと器用に動いていたのかなとも考えていましたが、その呑み込みの早さもそうですが、やはりそれ以上に非常に努力をされていたことがご説明からわかりました。世の中そんなに甘くないですね。
ところで、私も中国の方々と付き合う機会が多いのですが、彼らは一般的に自分の親族に対しとても思慮深いと感じています。やはり、一時期は孔子の思想は否定されていたようですが、根底ではしっかりと「仁」と「礼」が生きているのかなと思いました。
これからは、孔子の思想のとおり、自分の家族に対してももっと「愛」をもって接しなければと反省しつつ。
今回は思想については深く触れず、どなたでもわかりやすいように簡単な内容がメインでしたので、聴講者の皆様も同様に内容をご理解されたのではと思います。次回の講演も楽しみにしています。
全日本中国語スピーチコンテスト静岡県大会のお知らせ
中国語のスピーチコンテストがZOOMを利用したオンラインで開催されます。
開催要項・申込用紙は下記からダウンロードください。
1 日 時 令和2年11月14日(土) 10:00~11:30 開場 9:30
2 場 所 プラサベルデ コンベンションぬまづ
4階 会議室407(沼津駅北口)
3 テ ー マ ″真の日中関係″について考える
-中国農村でのフィールドワークの経験を通して-
4 講 師 阿古智子先生 (東京大学大学院総合文化研究科 教授)
クリックでプロフィールへ
また、日中友好協会から日中友好協会創立70周年記念として永年会員の表彰を行いました。
勝俣徳夫様 会員歴 40年
中道恵津様 会員歴 50年
ご尽力いただきありがとございます。
令和2年5月16日において、換気・マスク着用・間隔を空ける等の感染症対策を施し必要最低限の人数にて理事会を開催いたしました。
1. 実績報告
会計より本年度剰余金約15万あり、積極的に活動すべき。と提案があった。
2. 行事に関する事項
1)西伊豆町中国人殉難者慰霊祭の集いは中止の知らせがきました。
2)定時総会に関して
6月14日予定していましたが、開催中止となりました。従って「総会書面決議」となります。
再度会員様へ総会資料及び総会書面決議書を配布しますので、ご協力ください。
4)当協会の親睦会に関して再度検討する。
当日理事より講演会、中国語講座発表会(例として中国語文化祭) 等の提案あり。
3. その他
渡邉会長より静岡県日中友好協会よりマスク80枚寄贈があったと報告あり。事務局にて一時預かりする。
日中文化交流協定40周年記念特別展・「三国志」2019,7、9~9,16
国立博物館・平成館(東京・上野)& 横浜・中華街散策
沼津市日中友好協会親睦研修旅行9月14日(土)参加人数26名
報告
沼津市日中友好協会の年間行事である親睦研修旅行に
今年は日中文化交流協定40周年を記念して開催されている
特別展「三国志」東京国立博物館・平成館(東京・上野)を実施した。
“いざ、リアル三国志へ参らん”とのキャチフレーズはまさに
三国志の世界へ行ったようだった。劉備、曹操、孫権に会えた。
圧巻は弓矢が何百本?も展示してあるところは見応えがあった。
貴重な遺物や三国志に関する資料を丁寧に見ることが出来た。
帰りは横浜・中華街を自由散策して充実した一日旅行だった。
参加者は25名でした。
2019月年度 沼津市日中友好協会 親睦バス旅行
日中文化交流協定締結40周年記念
東京国立博物館と中華街自由散策
日時 2019年9月14日 土曜 午前7時45分集合
集合場所 沼津駅北口バスロータリー
または東名入口ファミリーマート(希望者は厚木まで)
参加費 会員3000円 非会員3500円
特別展三国志料金含みます。昼食は日中友好会館内レストランにて自由食。
沼津駅19時~20時着。解散の予定です。
令和元年6月23日、西伊豆町で開催されました第44回中国人殉難者慰霊の集いに沼津日中友好協会より20名が参加しました。
慰霊の辞を沼津日中友好協会会長渡邉博夫が勤めさせていただき、また殉難者に歌を送るということで沼津日中友好協会の会員が当時の流行歌を歌わせていただきました。
当時の殉難者の方々への哀悼の意とともに今後の平和への思いを新たにしました。
平成31年度(令和元年度)沼津日中友好協会定時総会を開催しました。
すべての議事が承認され、次年度へ向けての活動を開始してまいります。
本年度総会では長年に渡って本会に尽力いただきました勝俣副会長が相談役に就き、中国人会員の曽克さんが副会長に就任しました。
また、勝俣副会長の長年の尽力と貢献に対して表彰が行われました。
講座生・合唱団そして講師の先生間にて、交流を深め、楽しむ会を下記日程にて
開催します。ふるってご参加下さい。
1.日時 2018年10月27日(土) 13:00~16:00
2.会場 労政会館第2会議室 (沼津市高島本町1-3 電話 055-921-5221)
3.参加費 飲み物・食べ物(一品) 持参する(無料)
※申込締切 10月25日(木) 各班班長まで
詳細は添付資料参照の事。
平山郁夫シルクロ-ド美術館とぶどう狩り 実施日:2018年8月25日
8月25日に沼津市日中友好協会の年間行事の一つ、親睦も兼ねて午前中は山梨県の北杜市にある平山郁夫シルクロ-ド美術館の見学会、午後はぶどう狩りを実施した。参加者24名は例年より多少なかった。
平山郁夫というと大変有名な日本画家で、シルクロ-ド関連をテ-マとした絵画をよく目にする。一方日中関係から言うと1992年から2008年まで日中友好協会会長を務められ、東北アジア中央アジアの文化財保護活動を行い、中国政府からも高く評価されている。
今回の見学日は「平山郁夫 奥の細道 東北を描く」がテ-マであった。その中の作品
「奥入瀬渓流」おいらせけいりゅう(青森県十和田湖東岸の子の口から燒山までに渡って続く渓流。)
に釘付けとなった。常緑樹の「緑色」と渓流の水しぶきが立上る「白色」がずっと見ていると思わず引き込まれていく。解説によると、作品テ-マ「流水間断無」「流水間断なく、碧樹曽凋まず」(りゅうすいかんだんなく、へきじゅ かつてしぼまず) のから作られ、意味は、「清流」清らかな流れは耐える事なく生命感を保ち続け、「碧樹」常緑樹の青さも衰えることなく、常に前向きの心を持ち続ける事により、「悟りや完成」につながる道が見えてくる。(禅語の流水間断無から要約)
平山郁夫が体調不良の時、目にした「奥入瀬渓流」について「生きる喜びを心から教えてくれた」と記されていた。きっとここで勇気を貰い、日本画を通じて「生命力と日本の美」を表現したのではないでしょうか。
沼津市を8時に出発し、午前中は「参加者の感性を高め」、午後は「ぶどうの王様巨峰と出会い」18時無事沼津市到着。十二分に楽しめた一日であった。
「西伊豆町中国人殉難者慰霊の集い」に参加して
事務局 厚木啓作
7月8日例年どおり第43回西伊豆町中国人殉難者慰霊の集いが実施された。本協会から渡邉会長、辻村相談役及び各理事の方と、沼津市国際交流会田中治之会長他4名参加して戴き18名の人数であった。7月から8月にかけて「戦争と平和の集い」時期であり、日本全国においてみも「平和の集い」が実施されている。太平洋戦争期間中に強制連行された中国人殉難労働慰霊碑は日本全国40カ所あり、静岡県でも3カ所建立されている。これを機会に全貌にも目を向けたい。私は今回初めての参加であった。その関係なのか慰霊祭の中で「驚きの場面」と「ほっとした場面」があり、まずはこれらの場面を紹介したい。
「驚きの場面」は、最初に西伊豆町長 星野淨晋様の慰霊の辞の中で、慰霊碑正面中国人労働者像についての説明場面。目線を祖国中国に向けて、一日も早い帰国を切望している姿を表現した、という説明があった。私事ですがちょうど2年前モンゴル・ウランバ-ドル「日本人慰霊碑」に訪れた時の事が頭を横切った。「ダンバダルジャ-日本人墓地」である。慰霊碑の下にある地図は遠く祖国日本へ抑留者の霊を導いており、またその位置で叫ぶと大きく反響するという構造となって完成していた。両者ともいわゆる強制労働されたけれど、この地で安らかに眠って下さい。という思いを表現している共通点と思った。
「ほっとした場面」は正面慰霊碑の左側に3束で千羽鶴が建てられていた。それらの中央の千羽鶴である。「仁科こども園」と記載してあった。 きっと「園児たちが造った色とりどりの千羽鶴」 を想像した。「園児たちもこれから何かを感じ続けてほしい」と思った。
西伊豆町の慰霊碑が建立されて43回の継続的慰霊祭を通して、どうか強制労働させられた殉難者諸士に対して安らかに眠って下さい。という思いであった。
沼津市日中友好協会会長 渡邉博夫様 あいさつ |
沼津市長 頼重秀一様 ご挨拶 |
||||||||||
沼津市日中友好協会 創立が昭和40年という長年にわたり、日中友好交流を推進されており会員 | ||||||||||
みなさまの日頃の努力があってからこそと思います。 | ||||||||||
沼津市の国際交流事業促進にこれからもご尽力下さい。 | ||||||||||
相談役 辻村格三郎様 が定時総会
で長年のご尽力して戴いた事に対して
表彰されました。
おめでとうございます。